ESBIのどれを目指すのか問題について考えてみる ※今すぐInvestorになろう
ESBIというのは、
- E:Employee(労働者)
- S:Self employee(自営業者)
- B:Business owner(ビジネスオーナー)
- I:Investor(投資家)
のそれぞれ頭文字をとったもの。
これは、ロバート・キヨサキ氏の大ベストセラー書籍「金持ち父さん・貧乏父さん」の中で謳われている、「キャッシュフロー・クワドランド」という考え方です。
労働者、ビジネスオーナー、自営業者、投資家を4象限にそれぞれ振り分けたものが、キャッシュフロー・クワドランドとなります。
今回はこれらがどんな特徴があり、どれを目指していくのがよいかについてお話していこうと思います。
サラリーマン(会社員)は経済的成功からは程遠い
経済的に成功したいのであれば、B(Bussiness owner)またはI(Investor)を目指すしかありません。これは間違いないです。
平均年収である450万円のサラリーマンを例にとってお話すると、
新卒22歳から65歳の定年まで労働者(Employee)として働き続けたとします。
生涯年収はいくらになると思いますか?
43年間働き続けることで、約1.9億円、退職金を含め、2億円を稼いだことになります。
ここから必要な費用を差し引いていくことになります。
- 住居費 ー 5,160万円 (年間120万円×43年間)
- 養育費・教育費 ー 4,000万円 (子供1人あたり2,000万円×2人)
- 社会保障費・保険料 ー 4,000万円 (生涯年収2億円×20%)
- 食費・生活費 ー 5,160万円 (月10万円×12か月×43年)
ただ単に、生活をするだけで1億8,320万円も必要になってきます。
言い換えると65歳になって形成できる資産はせいぜい1,680万円ということになります。
この1,680万円をどのように活用するのか、という考え方にしかなりません。
これは労働者(Employee)を選択してしまうことで陥ってしまう思考です。
1日24時間のうちの大半を労働時間として献上した上に、65歳になったときに手元に残るのが、
雀の涙ほどの退職金+αだとすると、こんな人生で満足できるのでしょうか・・・?
お金がすべてだとは言いませんが、お金がないことによって労働時間を大量に提供しなければならず、
人生の自由度をかなり縮小してしまっていることにつながってしまいます。
僕がこの考え方を学べたのはこちらの本のおかげでした。
お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」 ――本物のお金持ちしか知らない55の法則
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では、B(Bussiness owner)とI(Investor)ならどうなのか?
ビジネスオーナーと投資家の資産の上限は?
ビジネスオーナーと投資家の資産の上限はあるのでしょうか?
世界1の資産を持つ、テスラの社長 イーロン・マスクの資産額というと約30兆円になります。
彼はビジネスオーナー(B)であり投資家(I)でもあります。
また、投資の神様ウォーレン・バフェットは投資家(I)としては最高額の15兆円もの資産を持っています。
労働者の資産額と比べると、文字通り桁違い、次元が違うといえますね。
資産額に上限があるのかというと、理論上は上限値がありません。
ビジネスオーナーや投資家である彼らは、労働者には想像もつかないスピードで資産を拡大していっているのです。
ビジネスオーナーや投資家になるにはどうしたらよいか?
自分で100%のリスクをとって事業をはじめる、なんてことはなかなかハードルが高いことですよね。
労働者でありながらも、少しずつ始められるのが株式投資です。
株式を買う=会社の所有権を持つ
ということです。
たとえ0.00001%であっても、株式を所有しているとその会社の0.00001%はあなたのものです。
銀行に貯金しておくくらいなら、その一部だけでも投資に回した方が労働者から投資家としての考えになって意識が変わると思いますよ。
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